当社は搬送ロボットを製造しています
搬送ロボットとは、倉庫や工場内で商品や製品を搬送するために使用されるロボットです。
これまでは人が商品や製品を棚から必要なだけピックアップし、それを梱包し、発送するということを行なってきました。
しかし、ネット通販の利用者が増えた現代では、物流倉庫の利用が急増しています。
利用の急増に伴い物流費用も高騰しています。
注文数はもちろん、扱う商品の種類も多種多様に増えているため、倉庫から大量の商品をスピーディーに出荷する必要性に迫られています。
作業量が増えると人はミスをします。身体的な負荷もかかるため、さらにミスが増えるといったような悪循環に陥っています。
これらの課題を解決し、倉庫や工場内の作業を効率化するためのテクノロジーとして搬送ロボットを導入する会社が今増えています。
搬送ロボットにはいくつか種類があり、解決する課題や倉庫や工場の規模に応じて使用する種類が異なってきます。
当社が提供する搬送ロボットは「GRIDタイプ」、「SLAMタイプ」と大きく二つに分類されます。
GRIDタイプとは、床面に基板目状に敷設した2次元コードを読み取りながら搬送します。
SLAMタイプはレーザーセンサーにより周囲の壁や柱といった障害物の形状を認識し、事前に登録した地図情報と重ね合わせながら搬送します。
また現在取組んでいるのが搬送ロボット単体ではなく、複数の搬送ロボットが協働して作業を行う協働型自律搬送ロボット(AMR)といった新しい分野です。
これらの製品を提供する中で当社一社だけで行うのではなく、積極的に他社との共同でも事業を行なっています。
今後は多くの企業とも共同で日本から世界へと事業展開を図ってまいります。