事例紹介

アイシン九州キャスティング株式会社 「TiTra G500」の運用開始

2024年06月27日配信

 

 

【導入時期】2024年5月

【導入場所】アイシン九州キャスティング株式会社 本社工場

【工程名】ヤードステーション/部品投入前置場/出荷場の工程間搬送

【商社】株式会社カナデン

【導入機種】TiTra G500AGV)・ATS(運行管理システム)

【その他】PLC制御盤・パレット搬送用棚

 

   

 

  

<お客様の紹介>

アイシン九州キャスティング株式会社は2007年にアイシン九州株式会社の生産子会社として熊本で創業、トヨタ自動車九州株式会社向けにタイミングチェーンカバー、シリンダーエッドカバー、オイルパン等の納入を開始。本工場では自動車の電動化に対応するため、電動ステアリングコラムの製造を開始しました。

 

 

<現状の課題>

DX化を推進するにあたり、データの集約管理、運搬のロボディクス化

物流IT化を目標に取り組んでおり、その施策の1つとして、導入済みの磁気テープ方式のAGV課題解決を検討していた。

①一方通行で大きく回る必要があり、また牽引時の内輪差を考慮する必要あり、拡張したいがスペースの確保が困難である

②磁気テープが破損したり、鉄反応するため床面のアンカーボルトの除去が必要であったり対応が面倒である

③走行ルートが固定されおり、ルート変更が容易ではない

 

 

<導入の経緯

匠製AGVを採用することより、上記3つの課題を解決できたこと。

更には、PLC※1を含めた構成により希望した運用にあわせることができたこと。トヨタ自動車株式会社への導入実績と国産メーカーとしてきめ細かい対応ができること。実機持ち込みによるテストで現場での運用をしっかりと打合せることで安心して導入準備ができたこと。

 

 

 

AGVに期待する効果>

作業量の軽減・職場環境の改善。安全性の向上。

効率化アップ・人為的なミスをなくし作業効率化と生産性向上。 

コスト削減・人件費の削減、新人教育にかかる時間の削減、作業環境維持のための経費削減。

今後は、鋳造工程のパレティーナの運搬など、現在運用中の磁気テープ方式のAGVの切り替えを順次行うことにより、工場の全体最適化を目指したい。

 

 

 

1PLC資本業務提携先のFIG株式会社のグループ会社であるREALIZE株式会社と共同で、アイシン九州キャスティング株式会社様に納入しました。

 

アイシン九州キャスティング株式会社ホームページhttps://www.aisin.com/jp/group/aisin-kyushu/

 

記事一覧

  • HOME      >      
  • アイシン九州キャスティング株式会社 「TiTra G500」の運用開始