2024年01月08日配信
【導入時期】2021年4月
【導入場所】三井屋工業株式会社 東北工場(山形県米沢市)
【工程名】成形・トリムライン
【導入機種】TA-G500(カスタムタイプ)
【導入台数】3台
<お客様の紹介>
三井屋工業株式会社は、自動車のラゲージやデッキなどの内装部品や、リアホイルハウスライナーやフェンダーライナーなどの外装部品を製造しております。吸遮音や制振、軽量化やリサイクルを徹底的に追求した樹脂成形技術を有し、人体に優しいことはもちろん、環境にも優しい製品開発をされています。
<AGV導入目的>
新たな拠点としての東北工場は、コンパクトカービジネスを主とし、安心して良品だけを効率的に作り続ける「モデル工場」として、安全で効率的な場内物流の導線つくり、トレーサビリティ・工程管理情報の見える化、少人化を追求した工程づくりを行うため、搬送用ロボットを導入されました。
<課題点>
東北工場建設時、自動化設備やIoTツールを活用したスマートファクトリーを目指すにあたり、搬送作業による作業者の負担が大きな課題のひとつでした。他工場では、完成品や廃材の搬送を数人がかりで行っており、移動距離も1人あたり1日約6000歩程となっておりました。
<改善点>
東北工場にTA-G500を導入したところ、作業者の方々の業務負荷が大幅に削減、移動量も1日500歩程におさえられました。
また、IoTデータ活用による検査工数の削減、TA-G500による搬送作業の自動化により、他工場に比べ半数の人員での生産が可能となり、従来比200%の生産性を実現しました。
三井屋工業株式会社では、企業様向けの工場視察も積極的に実施しています。
東北工場で実施しているスマートファクトリー視察や、AGV視察に興味がある企業様は、弊社までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】株式会社匠 アライアンスセールスグループ 三國<mikuni@takumi-robo.com>
三井屋工業株式会社ホームページ:https://mitsuiya.jp/